経営学研究科Top page of Graduate School of Business Administration

研究科長からのご挨拶

「わたしたちを突き動かすもの」


経営学研究科長
石嶋 芳臣

社会科学の巨人と評されるM・ウェーバーによれば、全ての社会科学は「歴史的にはまず実践的な観点から出発」しているという。つまり、社会科学における、どんなに難解で深遠な理論や学説であっても、その出発点は、具体的な問題を実践的に解決したいという熱情から始まっているのです。

 あなたが解決したい課題は何ですか?
 あなたが理解したい問題は何ですか?
 全ての社会科学の起点は、あなた自身の身近な問題・課題にあるのです。

何故ならば、何の問題も困難も苦悩もなく、毎日の人生を送っている方はいないはずだからです。誰しも何らかの個別具体的な問題・課題を抱えているはずです。そしてそれをどうにか解決、改善したいと日々、奮闘しているはずです。あるいは、世界をより善きものにしたいと願いながらも、何が問題なのか不明のまま、モヤモヤしている状態なのかも知れません。 しかしそこにこそ、明確な研究意識と強い探究心の『泉』があるのです。

経営学研究科は、<組織>を軸として「経営」・「情報」・「心理」の各分野から、課題を探求し、解決する能力を備えた方の育成を目的としています。本研究科を志望する方の多くは社会人として多忙な時間を過ごしており、専門的素養と持続的努力を必要とする学究の道は決して平坦ではありません。それにも関わらず、実践的問題意識を基礎として、本研究科での学問的追究を修士論文や博士論文の形に昇華させ、修士(経営学)・博士(経営学)の学位を取得するという高い目標に向かって挑戦されることを強く期待しております。

大学院進学を希望される皆様へ

経営学研究科ではメールおよび電話でのご相談を随時受け付けています。どうぞお気軽にお問い合わせください。また、ご希望の方にはGoogle Meet等のウェブ会議システムを使用した個別相談も可能です。
まずは資料をご請求いただき、メールもしくは電話でお問い合せください。

【資料請求フォーム】
https://www.hgu.jp/forms/request-for-information-graduate.html

【メールでのお問い合せ】
kyomu-ei○hgu.jp ※○を@に変えてください

【お電話でのお問い合せ】
011-841-1161(代) 経営学研究科 事務担当(内線2401)

Step1. まずは資料をご請求ください。
Step2. 資料をご覧いただき、お知りになりたい内容をお問い合せください。
Step3. 講義内容や修了へのスケジュールなど、ウェブ個別相談をご希望の方はお申し出下さい。

資料の送付は、7月上旬~中旬の予定です。
ご不明な点等ありましたら、上記担当までお問い合せ下さい。

経営学専攻 修士課程・博士(後期)課程

修士課程では、学部での基本原理の修得と実践への適応能力を基礎に、さらに高度な専門性、総合性、実践性を教授し、社会や職場での課題を追求し、解決する能力を備えた実践的研究者および高度職業人を育成します。
博士(後期)課程は、修士課程で修得した課題探究能力および実践的問題解決能力を基礎に、既存原理への問題提起や新原理の探求を行ないうる高度な研究能力を有する学識豊かな実践的研究者および指導的な高度職業人を育成します。

教育研究上の目的

本研究科は、建学の精神(自由で不屈な開拓者精神)に則り、学部での「組織を中心とした経営学教育」、「実践志向の経営学教育」、「グローバルな視点に立つ経営学教育」、「情報分析を重視した経営学教育」、「人間行動の側面を重視した経営学教育」の教育方針を踏まえたうえで、専門的な学術の理論を教授し、専攻分野における研究能力を養うとともに、21世紀の国際社会及び地域経済社会に貢献する学識豊かな高度職業人の育成を目的とする。

修士課程は、学部での基本原理の修得と実践への適用能力を基礎に、さらに高度な専門性、総合性、実践性を専攻分野において教授し、課題を探求し、解決する能力を備えた実践的研究者及び高度職業人を育成することを目的とする。

博士(後期)課程は、修士課程で修得した課題探究能力及び実践的問題解決能力を基礎に、既存原理への問題提起や新原理の探求を行ないうる高度な研究能力を有する学識豊かな実践的研究者及び指導的な高度職業人を育成することを目的とする。
(研究科規則第2条)

開設年 2000(平成12)年  経営学専攻修士課程 開設
2002(平成14)年  経営学専攻博士(後期)課程 開設
入学定員 経営学専攻 修士課程      7人
経営学専攻 博士(後期)課程  3人

※『大学院要覧』は2023年6月作成の内容です