教育・研究

まちのリノベーション -社会インフラから住宅まで-

まちのリノベーション -社会インフラから住宅まで-

2018年度北海学園大学 市民公開講座 (道民カレッジ連携講座)
主催 北海学園大学
テーマ まちのリノベーション -社会インフラから住宅まで-
趣旨・概要 高度成長期に造られた橋梁や水道管等の様々なインフラ施設の経年劣化が、マスコミ等で危機感を持って取り上げられています。このまま放置すると、取り返しのつかないことになりそうです。しかし、成熟社会を迎えた現代、限られた予算ですべてに対し即座に対応できないのも事実です。

一方、我々が生活している住宅団地や戸建住宅等では、リノベーションに関心が集まり、ビフォー・アフターやDIYという表現で注目されています。加えて、環境負荷低減の観点から、住宅の性能向上や認証制度等も取り組みが始まっています。

ひとつずつの改善・向上でも、広がることで「まちのリノベーション」につながっていくことでしょう。この講座では、社会インフラから住宅まで「リノベーション」をキーワードとして、安心・快適に住み続けられるまちの実現を目指すため、現状の認識と対処事例等についてご紹介します。
開講日時 2018(平成30)年11月10日(土)13:00~16:55
スケジュール 12:30      受付開始
13:00~13:10  開会の挨拶
13:10~13:20  講演概要紹介
13:20~14:05  講演Ⅰ
14:05~14:15  休憩
14:15~15:00  講演Ⅱ
15:00~15:10  休憩
15:10~15:55  講演Ⅲ
15:55~16:05  休憩
16:05~16:50  講演Ⅳ
16:50~16:55  閉会の挨拶
プログラム 講演Ⅰ:水道インフラのリノベーション
(工学部准教授 山本裕子【環境工学】)

日本では全国どこでもいつでも安全な水を得ることができますが、この状況はこの先もずっと続いてくれるでしょうか。古くなった水道管や浄水場などの水道インフラは、現在の施設を活かしつつ耐震性を高めて更新するいわゆるリノベーションが必要ですが、資金不足、人材不足などで思うように更新が進まない現状があります。また人口減少が現実となる中、今後もこれまでと同じ規模の施設を維持し続けるべきか、という問題もあります。場合によっては水道システム自体のリノベーションを考える必要があるのかもしれません。本講演では、日本の水道インフラが抱える課題を考えていきます。

講演Ⅱ:地域のリノベーション
(工学部教授 岡本浩一【都市・住環境計画】)

人口減少時代を迎え「地域のリノベーション」という見方が大切になると考えます。空き家はその手がかりのひとつになるかも知れません。本講演では、国による空き家対策を概観した後、当研究室での調査研究とリノベーション活動を紹介します。

持ち家は私有財産ですが、「住まいの終活」を真剣に考えている人はいるのでしょうか?調査研究の注目点は空き家予備軍です。また、空き家はすべてが地域にとって負の財産なのでしょうか?リノベーション活動では学生の成長と地域交流に注目です。2つの紹介が、地域のリノベーションを考えるきっかけとなれば幸いです。

講演Ⅲ:橋は大丈夫?
(工学部教授 小幡卓司【橋梁工学】)

近年、いわゆる高度成長期に建設された橋、トンネル、道路等の交通インフラ施設が、供用後40年から50年を迎え、その老朽化が大きな問題になっています。

中でも、交通インフラの代表である橋梁構造物は、2014年に5年に1回の橋梁点検が法制化され、多くの損傷が明らかになっています。ここでは、まず、橋梁構造物の現状について紹介します。次に、橋梁点検手法や、損傷に対する補修・補強方法、新橋への架け替え判断に関する意思決定法などの最新のリノベーション技術・研究から、持続的発展が可能な社会について考えたいと思います。

講演Ⅳ:性能を向上させる住宅のリノベーション技術
(工学部教授 植松武是【建築構造・建築構法】)

人口や世帯数の減少や住宅のストック量の充足、更には環境保護を背景として、既存住宅の性能向上や良質な中古住宅の流通を促すことなどを目的とした「住生活基本法」が制定され、本格的に「量」から「質」の時代へと転換が図られました。住宅の「質」については、地震国である日本においては住宅の耐震性能の確保・向上は必須になります。また、「省エネ法」が改正されるなど、省エネ性の向上といった対策も求められています。本講演では、北海道が発信している耐震性と断熱性を同時に向上させる改修技術を紹介します。今お住いの、あるいはこれから購入する中古住宅のリノベーションを考えるきっかけになれば幸いです。
会場 北海学園大学豊平キャンパス 7号館3階D30番教室

地下鉄東豊線「学園前」駅下車3番出口直結
豊平キャンパス所在地

※駐車スペースがございませんので、自家用車でのご来場はご遠慮いただいております。
 ご来場の際には、公共交通機関をご利用ください。
受講料 1,000円(資料代として)
定員 80名(先着順、定員に達し次第締め切らせていただきます)
申込から受講までの流れ 1.ホームページ等で講座内容をご確認いただき、下記の請求方法にて案内パンフレット(受講申込書兼振込依頼書)をご請求ください。

 (1)ホームページ(申し込みフォーム)
 (2)電話:011-841-1161(代表)内線2707
  市民公開講座資料を請求する旨と、①郵便番号・住所②氏名③電話番号をお伝えください。

2.案内パンフレットがお手元に届きましたら、同封の「受講申込書兼振込依頼書」に
  必要事項をご記入のうえ、お近くの金融機関(ゆうちょ銀行は不可)で
  受講料をお振り込みください。
  ※指定銀行(北洋銀行)をご利用の場合は、振込手数料が無料ですが、他行では有料となります。
  ※定員を超過した場合は、ご希望に添えず、お断りすることがございます。
  ※大学窓口での受講料のお取扱いは出来ませんのであらかじめご了承ください。

3.講座開催当日は、振込の際の領収書A(兼 受講許可書)を受付でご提示ください。
  ※資料請求時に頂戴しました個人情報につきましては、パンフレット送付と
   それに関するご連絡の目的にのみ使用いたします。
  ※お申し込み時に頂戴しました個人情報につきましては、受講者名簿の作成、
   当講座に関するご連絡の目的にのみ使用いたします。
申込期間 2018(平成30)年9月10日(月)~11月1日(木)
※時間帯は、金融機関窓口での振込取扱時間帯になります。
お問い合わせ 北海学園大学 市民公開講座係(工学部事務室)
TEL:011-841-1161(代表) 内線2707

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