教育・研究

世界の言語と文化のモザイクを眺める

世界の言語と文化のモザイクを眺める

2016年 北海学園大学 市民公開講座
主催 北海学園大学
テーマ 世界の言語と文化のモザイクを眺める
概要 北海学園大学では、現在、英語以外で5種類の外国語科目(ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語、韓国・朝鮮語)を開設し、学生達が各自の関心に従ってさまざまな外国語を学ぶとともに広く海外の事象について理解を深める機会を提供しています。この度、社会貢献の一端として、大学が有する知的財産を広く社会に公開し、市民の皆さんに提供することで教育機関としての使命を果たさせていただくことになりました。内容的に分かりやすく、それでいて、担当者各自の研究成果も十分に盛り込んだ講座を準備いたしました。この機会に、是非、大学のキャンパスで「世界の言語と文化のモザイク」に触れてみてください。
開催日時 2016(平成28)年5月21日(土)
2016(平成28)年6月 4日(土)
2016(平成28)年6月18日(土)
2016(平成28)年7月 2日(土)
2016(平成28)年7月23日(土)
全5回開催、各回13時00分~16時15分(途中休憩を挟みます)
プログラム 第1回 5月21日(土)
ドイツ語、ドイツ文化(担当:熊坂 亮(工学部准教授))
多言語社会の中のドイツ語――スイスの場合――

 この講座では「スイスとドイツ語」について、「社会と言語」と「言語接触」という2つの観点からお話しします。前者は言語使用の状況に関することで、スイスではドイツ語がどのように他の「国語」であるフランス語やイタリア語、ロマンシュ語(フランス語やイタリア語と同系統の少数言語)と共存しているのか(、あるいはしていないのか)ということについて、学校教育や公共施設など様々な場を例に観察したいと思います。後者は言語そのものの特徴に関することで、ドイツ語がスイスでは他の言語とどのように影響し合っているかということについて、ドイツ語の多様性という側面も交えながら解説します。

第2回 6月4日(土)
フランス語、フランス文化(担当:一條 由紀(経済学部准教授))
19世紀フランスの大衆小説――売れる作品の舞台裏――

 フランスでは19世紀に新聞メディアが飛躍的に発展しましたが、新聞購読者の増加に大きく貢献したのが連載形式の小説でした。日本でもよく知られているアレクサンドル・デュマの『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』などは新聞によって多くの読者に届けられ、作者に巨額の富をもたらすほどの人気を博しました。この講座の前半では、小説のタイトルや主人公たちの名などを手掛かりに、フランス語の基本的な構造や発音規則を少し学習します。その後、大衆小説が生まれた歴史背景や人気の秘密を探り、メディアと文学、メディアと大衆、文学と大衆の関係を考察します。

第3回 6月18日(土)
中国語、中国文化(担当:買買提 力提甫(工学部教授))
中原の支配から世界覇権へ

 中原は、漢人にとって民族の発祥地とされます。元々は洛陽・登封・鄭州を中心にした黄河南域(北海道の面積ぐらい)を指していましたが、後に漢人の勢力拡大によって黄河中下流域にわたる華北平原を指すようになりました。中国には「中原に鹿を逐う」という成語がありますが、これは天下を争うことを意味します。秦以来の二千年の間は異民族の中原支配が圧倒的でしたが、20世紀初頭に漢人の政権ができてから百年を経て、中国は東アジアのみならず太平洋やオセアニア、南米、インド洋、アフリカにまで、勢力範囲を拡張しつつあります。
 本講座では、まず前半で中原の支配を巡る漢人と周辺異民族国家との争いを整理し、そして後半で、中国が辛亥革命以降、米・英・日・ソの支援を利用し、周辺異民族国家の統合を経て、アジアさらに世界支配体制の構築を急いでいる現状について触れたいと思います。

第4回 7月2日(土)
韓国・朝鮮語、韓国・朝鮮文化(担当:辻 弘範(経済学部教授))
日本と似て非なる朝鮮半島の伝統文化と現代社会

 朝鮮半島は日本列島と海一つ隔てた隣国ですが、二千年以上にわたる歴史の中で、日本と全く異なる歴史と文化が形成されてきました。しかし、「地理的に近いから日本と似ている」という思い込みから、日本社会の一般常識や価値基準で朝鮮半島の歴史と文化を低く評価し、最近では「嫌韓」と呼ばれる社会ムードが形成されつつあります。好き・嫌いという価値評価をこえて韓国・朝鮮を眺めるには、朝鮮半島の伝統文化と、それを軸に形成された社会のあり方を知る必要があります。前半では、朝鮮半島に根付いた儒教文化が現代韓国社会をいかに規定しているのかを見たうえで、後半では韓国・朝鮮語の文字「ハングル」について見てゆきます。

第5回 7月23日(土)
ロシア語・ロシア文化(担当:寺田 吉孝(人文学部教授))
ロシアの若者達の日本理解、ロシアの普通の人々の暮らし

 何かとお騒がせ報道が多いロシアですが、日本の報道等では見えない部分もかなりあります。今回は、その見えない部分の一部分をお話しします。
 北海学園大学の協定校であるロシア国立ヴラヂーミル大学の学生達に対して行った「日本に関するアンケート調査」を基に、ロシアの若者たちが日本をどのように理解しているかをお話しします。また、ロシアの古都であり、一地方都市であるヴラヂーミルの普通の人たちがどのように暮らしているかを現地の友人、知人を例にして、ご紹介します。
 また、話の合間に、特徴的なロシア語のフレーズを覚えていきます。
会場 北海学園大学豊平キャンパス 7号館 D31番教室
※7月2日(土)のみD40番教室

地下鉄東豊線「学園前」駅下車 3番出口直結
豊平キャンパス所在地

※駐車スペースがございませんので、自家用車での来場はご遠慮いただいております。
 ご来場の際には、公共交通機関をご利用ください。
受講資格 18歳以上で講座に関心のある方
受講料 1,000円(資料代として)
定員 50名(先着順、定員に達し次第締め切らせていただきます)
申込から受講までの流れ 1.ホームページ等で講座内容をご確認いただき、
下記の請求方法にてパンフレット(受講申込書兼振込依頼書)をご請求ください。

 ※受講申込受付は終了しました。
 (1)ホームページ(申込フォーム)
 (2)FAX(011-841-1165)
  任意の様式で、件名に「市民公開講座資料請求」と記載し、本文に①郵便番号・
  住所②氏名③電話番号をご記入のうえ、送信してください。

2.パンフレットがお手元に届きましたら、折り込みの「受講申込書
  兼振込依頼書」に必要事項をご記入のうえ、お近くの金融機関に
  受講料(資料代)をお振り込みください。
  ※指定銀行(北洋銀行)をご利用の場合は、振込手数料が無料で
   すが、他行では有料となります。
  ※定員を超過した場合は、ご希望に添えず、お断りすることが
   あります。
  ※大学窓口で直接、受講料のお取扱いはいたしません。

3.当日、振込みの際の領収書A(兼 受講許可書)をお持ちいただき、
  受付にご提示ください。
  ※資料請求時に得ました個人情報につきましては、パンフレット
   送付とそれに係るご連絡の目的にのみ使用いたします。
  ※申込時に得ました個人情報につきましては、受講者名簿の作成、
   当講座に関するご連絡の目的にのみ使用いたします。
申込期間 2016(平成28)年4月20日(水)~5月17日(火)
(銀行窓口での振込取扱時間帯)
お問合せ先 北海学園大学教務センター事務室(市民公開講座係)
TEL:011-841-1161(代表) 内線2706

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